7月18日【個人総合】2日目
●喜田未来乃 個人総合8位
クラブ DB7.800 DA3.300 A7.900 E7.550 合計 26.550
2日目はクラブから。初日は大きなミスなくまとめることができたが、DBの取りこぼしや緊張により大きさや表現の不足が課題となったため、その点を意識して本番までの練習を確実に積んでいった。今回の試合では、練習の組み立ても含め、自分の演技を自分自身が考えてまとめるということを目標に臨んだ。クラブは冒頭のパンシェターンが4回転、その後に続く後屈のジャンプターンも大きさとスピードがある伸びやかな滑り出しとなった。リスクも投げと受けの加点が決まり、DAもクリアに実施できた。DBのスケールバランスがやや甘く入ったが、ダンスステップを含むつなぎの動きからも演技のコンセプトが十分伝わる演技となり、今シーズン中の会心の1本と言える出来であった。芸術のスコアを7.900まで伸ばすことができたことも大きな収穫であったと言える。今後はDBにおいて、強さと減点のない実施を目指すことと、DAの取りこぼしを押えることが課題である。クラブは6位で最終日の種目別決勝に進む。
リボン DB7.100 DA3.500 A7.800 E6.950 合計25.350
最終種目のリボンは、気負わず、自分らしさを出し切ることを目標にした。序盤のリスクが綺麗に決まり、その後に続くパンシェバランス、後屈のジャンプターンも伸びやかに入り、良いスタートとなった。1番目のダンスステップも音楽との調和が感じられる表現を見せた。中盤の足投げからのブーメランで投げ切れず落下。しかし、その後ミスを引きずることなく2回目のダンスステップのダイナミックチェンジも見え、エネルギーの伝わる演技を展開した。最後のリスクは予定の3回転は回避し、2回転での実施となったが、集中力を切らさず踊り切ることができた。フェッテターンの脚の揺れや、ジャンプターンの後屈の誤差が減点に繋がっていることから今後の改善が必要だと感じる。しかし、ミスはあったものの、音楽と構成を変えて臨んだリボンの演技は確実に成長が見られ、次に繋がる手ごたえを感じる1本となった。
●鶴田芽生 個人総合13位
クラブ DB6.400 DA3.200 A7.550 E7.550 合計24.700
演技冒頭から鶴田選手の持ち味であるスピードのある動きと手具操作を展開することができた。エカルテバランス、エカルテターン、パンシェバランスまでクリアに決まり、音のアクセントと動きも気持ちよくはまる実施が続いた。DAとリスクもプログラム通りの内容をクリアに実施でき、ダイナミックな変化も見える表現ができた。中盤のスケールバランスのフォームで誤差の減点、2回目のダンスステップ後の滝状の投げのリスクで投げがやや後ろに流れ、移動を伴う受けとなった。しかしその気持ちを切り替えて最後のリスクを2回転に抑え踊り切ることができた。全体的には大きく崩れることなく、本来のリズムで踊り切ることができていたが、やや余裕のない演技となった印象であった。スピードと強さに加え、より一層音楽と一体化できる表現を磨き、構成上のダイナミックな変化を明確に見せていくことと、DBに課題が残る結果となったため次に向けて改善していきたい。
リボン DB6.500 DA3.600 A7.450 E6.7500 合計24.300
最終種目のリボンは、集中力を保つのに難しい競技時間であったが、本人は練習から集中し、リボンの演技を迎えた。序盤からブーメラン、ジャンプターンからのリスク、ブーメランと順調にスタートした。やや、手具操作でリボンの描きの甘さが見られたが、冷静に判断しつつ、後屈のジャンプターンもスピードと大きさがある実施が続いた。背面投げからの前転のリスクでやや投げが前に乱れ、ミスを回避して受けたが、その後に続くブーメランで足にスティックが乗らず落下、続く2回目のダンスステップでリボンが絡み、次のブーメランとリスクでバタついた演技となった。しかし気持ちを切り替え、最後まで集中して踊り切ることができたことは収穫であった。全体的には、リボン操作の甘さが減点やミスに繋がる可能性があることが今後の課題となった。初日の2種目は鶴田選手の良さが、実施や表現に出ていたが、2日目の2種目では、スピード感がやや雑な実施に繋がる面も見られたことから今後改善してくことが必要であると感じた。
【団体競技】2日目 総合3位
ボール(3)+フープ(2) 4位 DB4.100 DA 6.300 A6.800 E5.350合計22.500
出場選手:二木乃愛、東愛梨、中村林伽、村国野乃花、大町美羽
スタートの複数投げも決まり、ダンスステップもエネルギーが出た表現ができていたが、最初の交換でボールの投げにミスが出た。フロア中央に落ち、大きく移動して取り戻す形となった。その後のCRではリズムの狂いも生じ、加点を抜かすなどバタついた実施となった。中盤から後半にかけては気持ちを切り替え、持ち堪える演技となった。後半は2回目のダンスステップでエネルギーを出し、最後まで踊り切ることができた。アジアシニア選手権ではミスにより、演技全体が見えない実施となったが、今回は序盤のミスを最小限に抑えることができたことは収穫であった。しかしながら、実施面における四肢の緩みや、動き、表現におけるエネルギーの不足が大いに感じられ、世界の舞台で戦うことの難しさを改めて感じる機会となった。最終日は、2種目とも種目別決勝に出場することから、これまでの経験を生かし、力強く踊り切ることを目標にしたい。
報告者:橋爪みすず





