7月19日 【個人種目別】決勝
●鶴田芽生 ボール8位
DB7.100 DA3.200 A7.250 E6.550 -0.300合計23.800
満員の会場の中での種目別決勝演技は、非常に緊張感あふれる状況であったが、スタートから鶴田選手の本来の良さであるスピードと強さのある演技展開した。DBのはまりも良く、順調な滑り出しであったが、中盤のイリュージョン中の転がしでボールがこぼれ、場外となった。転がし自体はうまく手の中に納まっていたが、処理中に身体が傾きこぼれ出る結果となった。しかしながら、その後の演技に影響を感じさせず、最後まで自分の演技青やり切ったところに成長が見られた。全体的には、Rの基準を回避した部分や、両手取りとなった部分もあるが、エネルギーを切らさず実施できた。今大会では、DBのフォーム、誤差の減点が明確にはいったことや、芸術の評価がその時のエネルギーの出し方により差が出たことが特徴であった。今後は鶴田選手の良さである身体の動きや手具操作のスピードを生かしつつ、より新しいルールに則した演技構成と実施力、表現を磨くことが課題であると感じた。またこの舞台で1種目ではあったが、種目別決勝で踊ることができたことを次に生かすことを期待したい。
●喜田未来乃 クラブ6位
DB7.00 DA3.800 A7.650 E7.500 合計 25.950
決勝でのクラブの演技は、個人総合と比べ、やや守りに入った部分はあったが、ミスなくまとめることができたことに成長のあとが感じられた。前転シーリーズのRが少し上に上がり2回転になったが、手具を良く見て判断することができた。また、DAの実施に関しては、総合の演技と比べ、クリアな部分が多く、得点を上げることができた。新ルールにおける芸術の評価という点では、その時の実施状況により、同じ内容であってもエネルギー感により評価が異なることを改めて実感した。全体的には音楽と動きの調和が取れた良い演技で会ったが、予選と比べると若干ではあるが強さやエネルギーが欠ける演技だった。今大会では、前半種目より、後半種目のクラブとリボンで本来の力を発揮することができたことや、4種目を通じ安定した演技を行うことができたことは収穫であった。今後、世界選手権に向けては、各種目、さらに個性を出し、強さと自信を表現に昇華できるよう練習を積むことが重要だと感じた。
【団体競技】
●リボン(5) 4位 DB3.300 DA 4.800 A6.350 E4.950-1.400 合計18.000
出場選手:二木乃愛、東愛梨、中村林伽、村国野乃花、熊坂華
種目別決勝では、予選でやりきれなかった演技への挑戦を目標に臨んだ。スタートは落ち着た滑り出しだったが、最初の交換で1名の選手のリボンが大きく、場外に出ての受け、1名の選手の投げが大きく移動となった。またリボン部分をキャッチしたため、交換も無効となった。1回目のダンスステップでリボンが結ばり、そのまま続行した。演技全体に大きな影響はなかったが、らせん、だけいの形状に影響があり、減点が入る形となった。最後の交換では1名の選手の投げが大きく入り、場外での受けとなり、交換も無効となった。演技全体では構成やコンセプトは見える演技を展開したが、大きな移動と手具のミスが得点に影響した。リボンの演技構成では、Dの得点を上げるために試行錯誤を繰り返してきたが、まずは実施力をつけることが重要であり、移動や落下が続けば演技のコンセプトそのものも見えなくなってしまう。今回は、予選、決勝ともに演技をやり切ることができず悔しい結果となった。この経験を日々の練習や取り組みに生かしていきたい。
●ボール(3)+フープ(2) 4位 DB4.200 DA 6.400 A6.700 E5.650-0.300合計22.650
出場選手:二木乃愛、東愛梨、中村林伽、村国野乃花、大町美羽
最終種目であるボール3フープ2の演技では、選手全員が今まで積み重ねてきたことをやり切ることを目標に競技に臨んだ。総合でミスがあった最初の交換も決まり、前半はエネルギーの感じられる演技を展開した。中盤の足投げの交換で、2人とも投げが大きくなり、1人の選手の手具を受ける際に場外となった。このあとややリズムが乱れ最後の交換はボールの投げが乱れ危ない場面もあったが何とかキャッチした。しかし、最後のフープの複数なげが少し流れ大きくなったものを1本落下。最後の最後で悔しいミスとなった。総合の演技より、動きのリズムが感じられ、エネルギーも出ていたが、最後の演技が終了するまでやりきれなかったことは、大変悔いが残る結果となった。ミスはあったものの、総合の評価よりどのカテゴリーも得点がアップしており、実施次第で順位は大きく変わることを実感した試合でもあった。この経験を次にどのように生かすかが重要だと感じた。
団体は2種目で種目別決勝進出することができたが、決勝競技ではいずれもメダルに届くことができなかった。技術的にはできるが、ひとつひとつの演技に対する演じるエネルギーも他の国に比べ不足が感じられた結果となった。この結果を真摯に受け止め、次への課題としたい。
ユニバーシティーゲームズの全ての競技が終了したことを報告し、これまで応援し、支えて下さった多くの皆様に感謝したいと思います。
報告者:橋爪みすず





